最新号

NiFAニュース 第115号

令和6年1月21日発行

新年祝辞

新年のごあいさつ

公益財団法人日本サッカー協会
会長
宮本 恒靖

新潟のサッカーファミリーの皆さん、明けましておめでとうございます。

新潟では昨年、サッカーの話題が多く扱われたのではないでしょうか。天皇杯ではJAPANサッカーカレッジがJ1の名古屋グランパスを破る大金星を挙げ、大会史上最多の観客を集めたルヴァンカップ決勝では、アルビレックス新潟が名古屋と激闘を演じました。初優勝はかなわなかったものの、選手たちが見せた執念のプレーとそれを後押しするアルビレックスサポーターの大声援は、サッカーというスポーツの真髄とJリーグの理念を体現するものだったと思います。私自身も現地で観戦しましたが、新潟のサポーターの姿に鳥肌が立つほど感動しました。

少子高齢化の進展や中学校部活動の地域連携、Jリーグのシーズン移行に伴う施設整備など、サッカーを取り巻く課題は多々ありますが、新潟県サッカー協会は、「NiFA GOALプロジェクト」の下で「アクションプラン2026」を策定し、課題の解決とサッカーの振興に取り組んでいます。地元チームの活躍も県協会の活動を後押しし、新潟サッカー発展の原動力になるのではないかと期待しています。

アジア最終予選(3次予選)も大詰めを迎え、3月20日のバーレーン戦に勝てば、日本は史上最速、3試合を残してワールドカップ出場を確定させることになります。何としても勝利し、ワールドカップ優勝に向けた準備に着手したいと考えています。

今年はまた、U-20ワールドカップやU-17男女ワールドカップ、ビーチサッカーワールドカップ、そして、初の開催となる女子フットサルワールドカップなど世界大会が目白押しです。なでしこジャパン(日本女子代表)もニルス・ニールセン新監督の下で始動します。新潟から将来を嘱望される選手が数多く送り出されることを願っています。

2025年が新潟県のサッカーファミリーの皆さんにとって素晴らしい一年になりますよう心からお祈り申し上げます。

新年のごあいさつ

一般社団法人新潟県サッカー協会
会長
柄沢 正三

新年おめでとうございます。

能登半島地震から一年、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

さて、当協会は、役員・理事及び専門委員会・連盟・地区協会の皆様のご尽力により、事業を遂行してまいりました。

また、専門委員会をはじめとして協会に関係する各組織は、新潟県サッカーの普及発展及び強化育成に努め、レベル向上につなげてまいりました。昨年は、JAPANサッカーカレッジが第60回全国社会人サッカー選手権大会で優勝、先日開催されましたJFA第30回全日本U-15フットサル選手権大会では長岡JYFCが優勝と、各カテゴリーで結果を出し、新潟県のサッカーが全国に誇れる水準であることを証明しております。強化育成に携わる多くの皆様に感謝申し上げます。

ところで私達の社会は今、人口減少が進み、少子化の波が押し寄せております。県協会では、キッズ年代から積極的に普及活動を行っておりますが、少子化は、チーム・選手の登録数に顕著に表れております。

また、SNSの影響で子ども達のスポーツ離れが進んでいると言われている中で、さらに普及活動に力を入れ、サッカーのみならずスポーツそのものに目を向けてもらう環境を整えなければなりません。「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、県民の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」と言う我々の理念に立ち返り、本県サッカーのさらなる普及発展・強化育成の活動を推進してまいります。

翻ってアルビレックス新潟は、昨年のJ1リーグでは苦戦し、最終節で何とか自力で残留を決めました。一方で、YBCルヴァンカップではクラブ史上初の決勝進出を果たし、6万2000人を超える国立競技場で、惜しくも準優勝となりましたが、何度も劣勢を跳ね返したあの試合は新潟県民に大きな感動を与えるものでした。

樹森新監督を迎えた2025シーズンは、より一層の躍動を期待し、アルビらしい戦いを存分に発揮してもらいたいと願っています。

アルビレックス新潟レディースは、リーグ戦は5位と健闘しております。そして、皇后杯決勝戦では、どのような戦いをみせてくれるのか非常に楽しみであります。ぜひとも初タイトルを獲得してほしいものです。

この両チームは新潟県サッカーの象徴であり、県民の誇りであります。県協会は県民の期待を背負う両チームを今後も応援してまいります。

新潟県サッカー協会は「開かれた協会」をスローガンに活動を推進してまいります。そのために協会関係者をはじめ多くのサッカーファミリーの力をお貸し下さいますよう、切にお願い申し上げます。

最後に、会員の皆様にとりまして本年が更なる飛躍の年になりますよう心からご祈念申し上げ新年の挨拶といたします。

新年のごあいさつ

株式会社アルビレックス新潟
代表取締役社長
中野 幸夫

新年明けましておめでとうございます。

日頃より、新潟県サッカー協会ならびに新潟県内のサッカー関係者の皆様におかれましては、多大なるご支援やご声援を賜り、深く御礼申し上げます。

2023年にJ1リーグへ昇格し、2年目の挑戦となった2024シーズン。トップチームは、タイトル獲得に向けて、「てっぺん」という言葉を掲げてシーズンに臨みました。アルビレックス新潟を支えてくださる皆様の多大なるご支援と温かいご声援のもと、2024JリーグYBCルヴァンカップにおきましては、クラブ史上初の決勝進出を果たしました。大会史上最多62,517人のご来場となった国立競技場の決勝の舞台で、選手たちはPK戦までもつれる大接戦を演じ、準優勝をおさめました。試合結果のみならず、決勝戦の開催から観戦チケットが早々に完売を迎え、また上越新幹線やバスツアーがたびたび増便されるなど、新潟サポーターの行動が地域活性に寄与するといった側面もあり、大変誇りに感じるものでした。

一方で、J1リーグ戦においては、最終戦まで残留に向けた戦いとなったことを申し訳なく思っております。最低限の目標であるJ1残留を掴み取ったことを前向きに捉えるとともに、2025シーズンはより高みを目指して、クラブ一丸となって進んでまいります。そのために、招聘した樹森大介新監督のもと、トップチームに加わってくれた選手やスタッフに対し、クラブとして最大限のサポートを行うことを誓います。

クラブといたしましては、引き続き、夢を与えられる人づくり、活気あふれるまちづくり、豊かなスポーツ文化の創造というコンセプトを胸に抱きながら、新潟県サッカー協会様のご指導やご鞭撻をいただきながら、県内のサッカー文化の発展に寄与することを、チームの勝利と同様に目指して参る所存です。

本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

アルビレックス新潟
監督
樹森 大介

新年明けましておめでとうございます。
日頃より、新潟県サッカー協会ならびに新潟県内のサッカー関係者の皆様におかれましては、多大なるご支援やご声援を賜り、深く御礼申し上げます。

このたび、アルビレックス新潟トップチームの監督に就任いたしました、樹森大介と申します。新潟という地は、自分がプレーヤーだった頃のビッグスワンスタジアムでのゲームが思い起こされます。4万人以上のサポーターが駆けつけていた当時、あのスタジアムの雰囲気の中でプレーすることをひとつのモチベーションとして取り組んでいました。当時と変わらず温かい地域の方々の応援や、新潟で暮らす皆様の大きな期待を背負って戦うクラブのトップチームの指揮を執らせていただくことを、心から光栄に思います。

Jクラブでの監督経験のない私に、クラブから監督就任の打診をいただいた時は、正直に申し上げて驚きました。しかし、クラブの熱意はもちろん、トップチームが取り入れているスタイルが自分の志向と通ずるものがあり、お受けする決断をいたしました。J1クラブだからということではなく、新潟だったからこそ挑戦する覚悟を決めました。

就任にあたり、自分の強みである選手それぞれの成長を促すことと、チームという集団を成長させることに力を入れてまいります。また、これまでに新潟が築き上げてきたスタイルをベースに、自分の持っているものを全て注いで、選手たちと新たなチャレンジをしながら戦います。新潟のために選手スタッフ全員で一致団結して進んでまいりますので、協会に関わる皆様も、引き続き温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

株式会社 新潟レディースフットボールクラブ
(アルビレックス新潟レディース)
代表取締役社長
山本 英明

あけましておめでとうございます!皆様とともに新しい年を迎えられましたこと、選手・スタッフ一同、心よりお慶び申し上げます。旧年中は県サッカー協会をはじめ各地区協会、学校・クラブチーム等サッカー関係者の皆様には、多大なるご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。また、どんな時もチームを力強く後押しいただくファン・サポーター、そして試合運営ボランティアの皆様にも深く感謝申し上げます。

さて、私たちが参戦する日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は現在4シーズン目を迎えています。昨夏のパリ五輪でベスト8入り(優勝した米国に準々決勝で惜敗)したなでしこジャパンには、新潟所属のGK平尾知佳選手をはじめ半数近くをWEリーグクラブから輩出するほどに、技術面・フィジカル面ともレベルアップし、日々白熱した試合が展開されて女子サッカーの魅力や認知度はますます高まりをみせています。

チーム活動では、丁寧かつ情熱的な指導で『堅守柔攻』を浸透させた橋川和晃監督が今季も継続指揮、元なでしこジャパンの有吉佐織選手が新戦力で加わり、課題であった得点力アップのための前への推進力とゴール前の精度を向上させるべく日々ひたむきにトレーニングに励み、「本気でタイトルに挑む」を合言葉にチーム一丸となって国内3大タイトルに挑んでいます。
(リーグ戦は12チーム中5位でシーズン後半へ、カップ戦は惜しくもベスト4止まり、皇后杯は現在ベスト4に残り悲願のタイトル獲得まであと勝利2つです!!)

また、川村優理選手の復帰やアカデミー(下部組織)からの継続的なトップチーム昇格により新潟育ちの選手はチーム内25%の7人まで増え、来年度U15入団(小学6年対象)のセレクションには例年の倍となる27人が参加するなど、県内のサッカーシーンに女子選手の活躍も目立つようになってまいりましたが、これもひとえに皆様方のご指導の賜物と御礼申し上げる次第です。

アルビレックス新潟レディースは、これからも未来ある少女たちの憧れの存在になれるよう檜舞台で精一杯活躍するとともに、皆様からも多々お力添えをいただきながら普及活動や地域貢献活動を通して、笑顔と活気あふれる新潟のサッカー文化を築いていけるよう努めて参りますので、本年も引き続きのご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

株式会社 新潟レディースフットボールクラブ
(アルビレックス新潟レディース)
監督
橋川 和晃

新年あけましておめでとうございます。皆様とともに新しい年を迎えられましたこと、選手・スタッフ一同、心よりお慶び申し上げます。

日頃より、新潟県サッカー協会ならびに新潟のサッカーファミリーの皆様におかれましては、格別のご支援、ご声援を賜り、厚く御礼申し上げます。

2024-2025シーズンは、本気でタイトルに挑みます。簡単な目標ではありませんが、スタッフ、クラブ一丸になって挑み続けます。レディースの選手達のタイトルに向かって一戦必勝で挑み続ける姿が、地域の活性化に、少しでも寄与できればと思っております。

本年もアルビレックス新潟レディースへのご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます。

新潟医療福祉大学 インカレ準優勝!

MCCスポーツpresents2024年度第73回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)において、北信越地区代表の新潟医療福祉大学が準優勝を果たしました。

インカレは今大会より大会概要を大きく変更し、予選ラウンド、強化ラウンド、決勝ラウンドに分かれての開催となり、予選ラウンドにて日本文理大学に勝利した新潟医療福祉大学は無事に決勝ラウンドへと駒を進めました。

決勝ラウンドグループステージにおいては、中京大学を2-1、桐蔭横浜大学を1-0と下し、迎えた第3節の相手は阪南大学。夏の総理大臣杯決勝で苦杯をなめた相手に見事6-2で勝利し、雪辱を果たすとともに準々決勝進出を決めました。

準々決勝で日本大学を2-1、準決勝においても今年度関東大学リーグを史上初の無敗で優勝を飾った強豪明治大学に0-0からのPK戦で粘り強く勝利した新潟医療福祉大学は、初の全国優勝をかけて東洋大学と対戦しました。最後まで1点を争う好ゲームでしたが、前半39分の得点をそのまま逃げ切られ準優勝に終わりました。一昨年のインカレに続いての準優勝、そして今年度は夏の総理大臣杯に続く決勝進出と躍進を続ける新潟医療福祉大学。

次こそは新潟県初の全国優勝を期待しています。

大会・試合を終えての感想

高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ北信越への昇格にあたって

開志学園JSC 監督
宮本 文博

この度、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024北信越 プレーオフに勝利し、プリンスリーグへの昇格を決めることができました。
ご尽力いただいた高体連関係の方々や大会運営に携わっていただいた方々に感謝申し上げます。

今シーズン最後の大会、そして3年生にとっては本当に高校サッカー最後の大会として挑んだ大会でした。本当によく戦ってくれたと思います。特に決定戦では、試合が劣勢の中、数々の気持ちの入ったプレーを随所で発揮してくれ、何とか勝利し、昇格を決めることができました。3年生を中心にチーム全員で掴んだプリンスリーグ昇格でした。

正直なところ、一週間前に行われたビッグスワンでの選手権県予選決勝の舞台での敗戦から、よく立ち直ってくれたと思います。
負け方が負け方だったがゆえに、そこからの一週間は、チームの誰もが苦しくつらい時間でした。特に3年生は、選手権にかけてきた想いが強く、我々の何倍もつらかったと思います。それを思うと本当に感謝の気持ちで一杯です。後輩たちに、結果とともに大きな財産を残してくれました。

次年度からは、プリンスリーグ北信越2部にお世話になります。この3年生の想いを忘れることなく、そして無駄にすることなく、開志らしく戦っていきたいと思います。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアWEST・プリンスリーグ2024北信越

高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ北信越プリンスリーグ2024(結果)

順位 チーム名 最終結果
第1位 カターレ富山U-18(富山) プレミア参入戦
第2位 新潟明訓(新潟) 1部残留
第3位 日本文理(新潟) 1部残留
第4位 ツエーゲン金沢U-18(石川) 1部残留
第5位 星稜高校(石川) 1部残留
第6位 アルビレックス新潟U-18(新潟) 1部残留
第7位 鵬学園(石川) 1部残留
第8位 帝京長岡2nd(新潟) 1部残留
第9位 富山第一(富山) 2部降格
第10位 北越(新潟) 2部降格
2部 チーム名 最終結果
第1位 松本山雅FCU-18(長野) 1部昇格
第2位 松本国際(長野) 1部昇格
第3位 帝京長岡3rd(新潟) 2部残留
第4位 上越(新潟) 2部残留
第5位 星稜2nd(石川) 2部残留
第6位 丸岡(福井) 2部残留
第7位 遊学館(石川) 県降格
第8位 富山第一2nd(富山) 県降格

高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ北信越プリンスリーグ2025(予定)

1部 チーム名
1 カターレ富山U-18(富山) 1部残留
2 新潟明訓(新潟) 1部残留
3 日本文理(新潟) 1部残留
4 ツエーゲン金沢U-18(石川) 1部残留
5 星稜高校(石川) 1部残留
6 アルビレックス新潟U-18(新潟) 1部残留
7 鵬学園(石川) 1部残留
8 帝京長岡2nd(新潟) 1部残留
9 松本山雅FCU-18(長野) 1部昇格
10 松本国際(長野) 1部昇格
2部 チーム名
1 富山第一(富山) 2部降格
2 北越(新潟) 2部降格
3 帝京長岡3rd(新潟) 2部残留
4 上越(新潟) 2部残留
5 星稜2nd(石川) 2部残留
6 丸岡(福井) 2部残留
7 開志学園JSC(新潟) 2部昇格
7 金沢学院大学附属(石川) 2部昇格

高円宮妃杯 JFA 第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会を終えて

アルビレックス新潟レディースU-15 監督
皆川 祥大

私たちは「全国優勝」を目標に日々のトレーニングに励んできました。

全国大会初戦の相手は、昨年2回戦で負けたチームが相手となりました。

チーム全員リベンジのつもりで試合に臨みましたが結果は悔しくも1回戦で敗退してしまいました。相手の「タフさ」、「決定力」、「運動量」は素晴らしいものでした。それでも、選手が最後まで闘う姿勢を崩さなかったこと、自分たちの積み上げてきたプレーを発揮し、チャンスを多く創りだしていたことに1年間の成長を感じました。

全国大会までの過程や大会での経験を学びと捉え、成長のエネルギーに変えて次のステージで大きく飛躍してくれることを願っています。また、このような貴重な経験を積むことができたのは、サッカー協会や各学校の先生方、保護者の皆さまからのサポートがあったからと感謝しています。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

高円宮妃杯 JFA 第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会を終えて

アルビレックス新潟レディースU-15 主将
渡辺 麗奈

私は、昨年の悔しさを晴らすことと全国優勝を目標にこの大会に挑みました。目標のためにすべきことを考え練習してきましたが、時には一人ひとりの目標に対する気持ちのずれで悩むこともありました。しかし、副キャプテンや先輩、スタッフからの支えがあり、課題と向き合い努力することができました。

そして迎えた初戦は昨年私たちが敗れた相手との試合。今までの努力、仲間、自分を信じ、試合に臨みました。試合開始から苦しい時間が続き、相手にリードされた状態で折り返しました。ハーフタイムで、仲間を信じる気持ちを再確認し最後まで全力でやり切りました。目標に向けて全員で戦いましたが涙を流す結果となりました。

ここまで多くの感情や出来事を経験できたのは、指導してくださるスタッフ、常に支えてくれる家族、同じ目標を目指した仲間がいてくれたからだと改めて感じました。

今回の経験を胸に、常に感謝の気持ちを忘れずプレーヤーとしても、人としても強い選手になりたいです。

活動の報告・説明

中体連の部活動改革について

石山サッカーコミュニティ 代表
菊地 亮平

石山サッカーコミュニティは、石山・東石山地域でU15年代の選手の持続可能なプレー環境のために創設された。
私が東石山中学校に赴任してきた際に所属していた選手は7名(3年5人、2年2人)。近隣校である石山中学校の渡辺光先生と連携しながらR5年から準備を進め、 このチームの発足へと至った。

「部活動の地域移行」といっても正解があるわけでもなく、手探りで進めた。
まずは選手との合意形成を図り、保護者会を開催した。「できるだけ安価( 現在年会費2万円)に、放課後すぐに( 17:00~19:00)サッカーができる」「指導者を途切らせない(異動によらず地域人材の活用)」「人間として成長できる」「地元で活動することで地元の人や企業からも応援される」「学習・睡眠時間を確保しやすい」ことに共感してもらい、賛同を得た。

新潟地域ではクラブチームが多くの選手を抱えている中、部活動の地域移行を進め、選手の新しい選択肢になれば、と考える。 R11年までは全中が開催される。「部活動は完全になくなる」という情報を信じている選手・保護者も多い。 平日練習には自転車を活用し、水曜日は東石山中学校、 木曜日は石山中学校で17:00~19:00で活動している。 選手たちは他校の選手と切磋琢磨しながら技術と人間性を磨いている。 R6新人大会では思うような成果は出せなかったが、本気で悔しがっている選手たちを見て、この環境を創ってよかった、と感じた。

チームスローガンは「挑戦」。私も様々なことに「挑戦」していきたい。

ぼくの夢、わたしの夢

私の夢

石山サッカーコミュニティ キャプテン
星山 昊

石山サッカーコミュニティキャプテンの星山昊です。僕の夢はこのチームで北信越大会に出場することです。その理由は大きく2つあります。

1つ目は去年の悔しさです。去年県大会優勝を目指してチームみんなで努力して市内大会に臨みました。ですが、二回戦目で小針中と当たって負けてしまいました。その時の気持ちはは今でも鮮明に覚えているほど悔しくて、号泣してしまいました。その時当時キャプテンだった先輩から「来年頼んだぞ」と言われてその言葉が心にすごく刺さって絶対来年この悔しい思いをぶつけてやろうと思いました。今でもその言葉を励みにしていつも頑張っています。なので絶対先輩の気持ちに応えてみせます。

2つ目は監督方に恩返しをしてあげたいからです。石山サッカーコミュニティはすごく監督方に恵まれていると思います。僕達の成長のために誰よりも良い練習方法を考えてくれたり、時には僕達のために強く注意してくれたりしてくれます。そのおかげで僕たちは成長できていると思います。そんな監督方が僕は大好きです。なので絶対に僕達が良い景色を見せてあげることで恩返しをしてあげたいです。

これからも夢を叶えるため、全力でチームを引っ張って直向きに努力をし続けていきます。

わたしの夢について

Armada Backdrops
松田 心春

私の夢は、日本で一番常に正確なパスを出し続ける選手になることです。

私は小学校一年生からサッカーを始め、六年がたちました。その六年間で、毎日常に意識しながらやってきたことは、ボールを正確に置いて、正確にパスを届けることです。

試合に勝った時や、ゴールを決めた時はもちろんとてもうれしいですが、それと同じくらいきれいなスルーパスが味方に届いた時や、自分のパスで試合を組立ててリズムを作れた時もすごくうれしいです。

まずは、中学に上がりチームが変わりますが、そのチームでも自分のパスで試合をコントロール出来る様に頑張っていきます。

そのためには、自分のここまでこだわってやってきた六年間の努力を信じて、引き続き意識してトレーニングをやっていくことだと思います。

私は必ずサッカー選手になります。

今まで支えてくれた人達や、応援してくれている人達、これから出会う人達に、信らいされる日本一のパサーになります。
サッカーが大好きです。

ぼくの夢について

F・C高志
石井 陽翔

ぼくの将来の夢は、プロサッカー選手になることです。

ぼくは久保建英選手に憧れて、サッカーを始めました。
いつか久保選手のようなテクニックのあるプロの選手になれるように毎日練習しています。

その自分の夢を叶えるために心がけている大事なことが4つあります。

1つ目は、練習や試合時の準備運動とその後の体のケアです。サッカーはたくさん体を動かすので、動く前には準備運動をし、体をたくさん動かした後は、しっかりとストレッチをします。

2つ目は、サッカーの道具を大切に扱うことです。サッカーをするために親はたくさんお金をかけてくれたので、道具を大切に扱います。

3つ目は、練習を真剣に取り組むことです。上手くなるためには、練習を真剣に取り組まないと自分のためにはならないと思い、練習を真剣に取り組みます。

4つ目は、サッカーの仲間を大切にすることです。サッカーは一緒にするチームメイトや対戦相手がいないとできないので、一緒にプレーしてくれる仲間をリスペクトしています。

ぼくはこの4つのことを大事にして、真剣に練習に取り組み、そしていつか、久保選手のような日本に勇気と希望を与えられる選手になることが、ぼくの将来の夢です。

ぼくの夢

上川西JFC
関谷 莉斗

ぼくの将来の夢はアルビレックスの選手になることです。
それには理由が3つあります。

1つ目はビッグスワンでアルビレックスの試合を見て「カッコいい」と感動したからです。僕も新潟県を代表して戦う選手になって、みんなに感動や勇気を与えることができる人になりたいです。

2つ目はFWの長倉選手のような点を取れる選手になりたいと思ったからです。僕は長倉選手のプレーが好きで、キックフェイントからのゴールを見たときはとても感動しました。僕もあんなプレーが出来る選手を目指したいです。その為に、毎日ボールタッチをして足元の技術を上げていきたいです。あと、体が硬いので毎日ストレッチをしてケガをしない体を作りたいです。

3つ目はアルビレックスの選手になってコーチにお礼がしたいからです。6年生の最後の公式戦で2次リーグに進めたのはコーチのお陰だと思っています。6年間で1番お世話になったコーチやトップチームのみんなに、感謝の気持ちをアルビレックスの選手になってプレーで伝えたいです。

夢を叶えることは難しいかもしれないけど、諦めず1日1日夢に向かって努力したいです。

わたしの夢について

水原サッカー少年団
倉澤 珠翠

私の夢は美容師です。美容師はかっこよくおしゃれで尊敬します。
お姉ちゃんも美容師を目指していて、かっこよくて、おしゃれで、可愛くて、私も美容師になりたいと思いました。

美容師は、ただ髪を切るだけじゃなくて、お客さんと会話するコミュニケーション能力も大事だし、同じ職場でみんな仲良くしないと美容師になったとしても楽しくできないかなと思います。

まだ、美容師になるとは確定していませんが、水原サッカー少年団で経験したコミュニケーションの良いチームワークや、コーチから言われている「サッカーは、チームのみんなでベクトルを合わせる。」という、心を一つにすることの大切さを学びました。

楽しいことも辛いことも、私たち6年生みんなでベクトルを合わせたからここまで来られたのかなと思っています。

だから、美容師じゃなく他の夢でも、一人じゃなくみんなで心を一つにすれば辛いことも乗り越えられると信じています。

もうすぐ卒団を迎えますが、水原サッカー少年団のコーチのみなさん、1年生から6年生のみんな、今までありがとうございました。

私の夢

ボラミーゴ新潟
逸見 日音

私は大人になってもサッカー、フットサルに関わって行きたいと思っています。

4歳差の姉が、近くのサッカーチームに入っていて、その影響で気が付いたら自然とボールを蹴っていました。

小学生の時は、同じ学年で女子が私を含めて2人いたのですが、途中でもう1人の女子が辞めてしまいました。少し寂しい気持ちがありましたが好きなサッカーを続けました。

小学校高学年になると、男子と一緒にサッカーをするのが色々と大変になってきたので、中学生になったらどうしようか迷いましたが、それでも今は新発田市近隣にある女子のクラブチームで中学校の部活の陸上部との掛け持ちですが、頑張っています。女子中学生だけで11人は揃っていませんが、中学生や高校生も混じって楽しくサッカーをしています。

ボラミーゴ新潟というチームが無かったらサッカーを辞めていたと思います。サッカーを続けられる環境に感謝しています。大人になってもサッカーがしたいのでこの環境を残せるように指導者もしてみたいと思っています。