
サッカーはプレーヤー同士の接触が許されるコンタクトスポーツであり、さらにキックを多用するため足関節や膝関節に大きな負担がかかります。そのため、プレー中における打撲や肉離れ、捻挫が多く現場での応急処置がとても大切です。
RICE処置(ライス処置)は、打撲や肉離れ、捻挫が起こった時にすぐに行うべき応急処置です。
RICE処置の目的は、打撲や捻挫で生じた内出血や急性の炎症による腫脹(腫れ)をできる限り抑えることです。
そして、ケガの初期の腫れを少なくすることは、その後の回復に大きく影響します。
プレーを一旦中断して安静を保ちその他の損傷(傷や骨折など)が無いか確認します。
ケガをした部位を冷やします。
湿布の種類によっては、貼った後に日光に触れると赤く皮膚炎を起こすものがあります。袋の裏面に記載されている注意書きを確認してください。
ケガをした部位を圧迫固定します。
ケガした部位を心臓より高い位置になるようにします。